2007-N01清水エスパルス(日立台)

piyosite2007-03-21


 ベストメンバー規定エルゴラッソ曰くの「ピッコリ度」を大きく上げて臨んだナビスコカップ開幕戦。

 地球滅亡へのカウントダウンが進行しない試合ということもあってか、ややまったり感を醸し出しながらのキックオフとなりました。

 前半滑り出しから20分、ほぼ一方的に攻められまくる展開。ボールを奪ってから早い清水に対して、つなぎのミスが多いために数多くのシュートを受けていました。守備陣、特に初出場の水谷にとっては見せ場だったと思います。結果としてこの時間帯をゼロに抑えたのが大きかったですね。水谷としては自陣ゴール前でその雄姿を見せたかったところでしょうが(笑)

 今回ボランチの位置で出場した俊太。バランスのよい左右への散らしを唸りながら見ていました。「逆サイドを見ようと首を振る」だけで相手の意識をそちら側へ移すことが出来るんだなぁ…。今後もボールが狭いサイドに固まり気味のゲームになった際に重宝しそうです。まぁその展開力をもってしてもなかなかゴールに近付かないのはいまだにうちの課題と言えるでしょうけれども。

 今回一番驚いたのは実の左足。鋭く直線的なボールは僅かに枠外でしたが、あんないいプレースキックまで蹴れるとは…。更に今日もFKからアシスト。リカルジーニョ、ディエゴが抜け、平山、由紀彦が戦線を離脱。セットプレーのキッカーがいないことに危惧を覚えていましたが、あれだけいいボールを供給できていれば問題もなさそうです。

 ともあれ、これまで出場機会の少なかった選手を実戦に送り出しつつもきっちりと勝ち切れたのは大きいですね。日立台での不敗記録はどんどん伸ばしていきましょう!