2006-48ヴィッセル神戸@神戸ウイング

 アウェイゴール裏にぎっしりと埋まったレイソルサポーター。試合開始前に掲げられる「一心同体」パネル。スタジアムに響くいつものコール。そこはさながら「即席日立台」でした。この雰囲気、この気持ちが4点目を奪い取ったことにつながっているのならば、サポーター冥利に尽きます。

 試合後は興奮冷めやらぬまま三ノ宮での飲みに参加。ここのところのロングアウェイでは、「チクショー会」ばかりでしたが遂にシュクショー会(「シュ」を強調して読んで下さい)が開けました(感涙)。ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!


 …飲み過ぎて危うく新幹線に乗り損ねるところでした(笑)のぞみにて日帰りの遠征、車内では心地よい酔いと疲れとを感じつつ一休み。品川からバタバタと調布の地元駅に戻り時計を見ると、帰宅するには12時にギリギリ間に合わないような時刻…。駅から自宅へとチャリで疾走しながら、出発時にスーパーサッカーを録画してこなかったことを悔やみました。

 が、しかし、バレーボールの延長のおかげで番組がスライド!程よく頭から見ることが出来ました。

 そして流れ始めたレイソル特集は、あの酷寒の日立台で行われた入れ替え戦の映像からスタート。鳴り響くブーイング、飛び交う怒号、フロントを糾弾する白ダンマク…。あれからまだ1年経っていないのに、本当によくここまで辿り着いたものです。来てくれてありがとう、監督、岡山。…まぁ、まだ感傷に浸るのは早いですけどね。

 神戸戦のハイライトも、時間を割いて流してくれました。得点シーンその瞬間のゴール裏の映像を撮っておくとは、さすがスパサカ。おかげでその時の興奮を思い出して眠れなくなってしまいました(笑)


 「アウェイ日立台化計画」の成功により、死に物狂いで掴んだ勝ち点3。ですが、まだ3位であることに変わりはありません。次の試合に勝てなければ、神戸での死闘がなんら意味を持たなくなってしまいます。うちを相手に終盤2点差を追いついて勢いに乗っていたはずの横浜FCが、ご存知の通りヴェルディ戦で惜敗してしまったように、とかく盛り上がったゲームの次節は難しいもの。

 油断することなく、気をしっかりと引き締めて、そして今度は「正真正銘本物の日立台」で、しっかりと仙台に勝ちましょう!


神戸ウイングスタジアム