2006-05水戸ホーリーホック

 シュートが惜しくも阻まれ「あああ!」という声が上がる、…というようなシーンはほとんどなく、唯一盛り上がったコバリョウのゴールのみのスコアで淡々と試合終了。

 連戦の疲れからか運動量が落ち、それに伴って判断のスピードまで鈍ってしまっている印象で、ボールのタッチ数が増え攻撃時のスムースさに欠けています。それに対し水戸ナチオと称される(らしい)相手ディフェンス陣は、最終ラインが慌てず騒がず落ち着いていたのが印象的でした。柏ゴール裏からは後半特に、相手のディフェンダーが目に入る機会が多かったのですが、14番の吉本5番の時崎のコンビに安定感あり。

 いや、決して前半こっち側で守備をしていた中澤が悪かったから相手が相対的に良く見えたとかそういう事を言っているわけではないですよ!でももうちょっと落ち着いて頑張れ中澤聡太

 それはまあともかくとして、あれだけチャンスのあった開幕戦は引き分けて、今回のように1チャンスを活かした試合をものに出来るのだから今更ながらサッカーとは面白いものです。

 今後、今日の水戸や前節の鳥栖戦(特に前半)のようにプレスをかける前にさばいてくるとか長いボールを蹴ってくるような相手にした時や、これまでまだない先制された時の試合運びにも注目していきたいと思っています。