2005-19ジェフユナイテッド市原千葉

 避けがたい事象と、避けるべきだった問題点。

 まずはどうあがいても避けられなかった点。それは、今日のこの試合を見た全てのヒトが思っているだろうけれど、主審I氏による自作自演の「イエモト・オン・ステージ」。

 第4審に入っていた「アナザー・ワールド」こと穴沢氏でもいいから、とにかく早く誰かに替わってくれ!と思った方も多数いた事でしょう。試合終了後に、あの明神が激高して氏に言い寄っていたシーンが全てを物語っています。ただしこれは相手も同じ条件。押されていたからこそ不可解ではあっても相手のFKが増え、攻撃時のスピードが遅いからこそ不可解ではあっても相手のチャージが流される事になり、上手くいかずにイライラしていたからこそ不可解ではあってもカードを貰ってしまったという点は肝に銘じておく必要がありそうです。
 でも今日のはさすがに酷すぎ。うちに与えられたPKですら「帳尻あわせておくか」的な軽率なものに思えてもはや滑稽でした。質問書提出なりフロントはしっかりフォローをお願いします。

 そして避けねばならなかった点は、スタメンをいじった事によるこれまでの良い流れの断絶。別にスタメンをいじる事自体は何ら悪くはないと思うのです。即戦力と期待して取ってきた助っ人ですし。がしかし、変わって入った選手がせっかく作り上げてきていたチームコンセプトを破壊してしまってはどうしようもない。中断前の好調の原因として、前線によるボールの動きの活性化が挙げられると思います。前方にスペースを見つけたら走り込み中盤からのボールを引き出す&前線からプレスをかけて後方の守備を助ける、という、骨惜しみしない運動量がポイントだったはず。

 それが全く捨て去られてしまっていた事には愕然とせずにはいられません。前が動かないものだから中盤からのパスの出所がなく後ろに戻すばかり。守備陣はバックラインに吸収され中盤には広大なスペース、クリアしては相手に拾われ波状攻撃を食う。結局また元通りかよ、と。

 特に動きの重さが目立ったフランサをスタメンで起用し更には90分使い続けたのは、間違いなく監督の失策。期待されたデビュー戦をこんな形で終えてしまったという点でも今後に響いてしまいそうです。

 ともかく、今日は疲れました…。この疲労を回復する間もなく、水曜日は大分戦。どうにか正常な方向へチームが進む事を期待しています。