横浜FM戦プレビュー

 応援しているチームが崩壊していく様を目の当たりにし、納得できない怒り、説明しようのない苦しみ悲しみが渦巻いたあの日の日立台。僅かな希望の光すら感じられない奈落のようにも思えたあの場所あの瞬間から、1年を経て生まれ変わった我々の姿を披露する節目の日が近付いてきました。

「うちらと対戦するまで持つのか?」…という心配を余所に、調子を上げてきているようなのが今のマリノス。数年前のどこぞかのチームは、監督が迷走を重ねるうちに当然のように選手との信頼関係が崩れていったのですが、それと同時に選手同士での結束も失われていったように感じました。

 マリノスはこの苦境によってむしろ選手間でのチームワークが強くなっているのでしょうか…。だとすれば、この辺りはさすがと言うべきでしょう。ゲームが始まってしまえば監督のやれることなどごく僅かであるのがサッカー。元々能力の高い選手が集まっているマリノス、今は相当な力を発揮出来ているのかもしれません。


 マスコミは因縁だなんだと煽ってくれてはいますけれども、マリノスに恨みがあるわけでなし。相手を侮蔑するような形ではなくて(当然ですけどね)、その強いマリノスを相手にうちの目指しているサッカーを大いに見せ付けることで、これまでの苦しかった記憶を昇華させたいものです。


 …ま、それはそれとして、苦い記憶を否が応にも思い出させる某さんの紹介の際には思いっきりブーイングはさせていただこうかと思いますけれどね(笑)







 その前に休日出勤を手早く終わらせなくては。