2007-04FC東京(日立台)
ピッチを大きく使ったダイナミックな展開。躍動感がありました。これまでのように狭いエリアで窮屈な短いパスをつなごうとしてボールをロストするよりも、広い個所を意識して使うことが出来ていたと思います。
その意識の結実として、鈴木達也の右浅い位置からの長いクロス(その横には藏川が達ちゃんを追い越す動きを見せ対面のDFを引っ張っていたところも見逃せません)に、逆の左サイドを猛然と疾走してきた菅沼が合わせてビューティフルゴール!
達ちゃんのいる右サイドを凝視→クロスが上がってボールを目で追って→その落下地点を見てみるとミノルがシュート→あっという間にゴールネットが揺れる!…というこのスピード感あふれる展開に、東京のDF陣も付いていけなかったと思いますが、ゴール裏で見ていた自分も付いていけませんでした(笑)
今回のゴールも、開幕磐田戦の1点目もそうでしたが、ミノルはトップスピードで駆けていても確実にボールをコントロールできますね。頼もしい。
しかしながら。試合終盤にアルセウの運動量が極端に低下していたのが気にかかるところ。これから連戦の疲れが蓄積されて、更に気温が上がってくると同じようなサッカーは出来なくなってくるでしょうね。その時にどう凌げるかがまた課題となるのでしょう。今は出場の機会がない選手達の奮起にかかっていますよ。
>主に、ピッチすぐ脇で試合終了の笛を聞いた祐三さん
多数の東京サポーターが来場。去年1年戦ってきたJ2と、J1の大きな違いとしてひとつ上げられることは、相手のサポーターの数とその応援です。張り合う相手がいればいるほど燃え上がるのがサポーター魂。こちらとしてもいつも以上に力が入りました。
東京。ルーカスが上手い。味スタで観るよりも上手さを感じたのは距離が近いからか、それとも敵だったからか…。2年前と比べても相当上手くなっているような気がします。今後もルーカスの奮闘が鍵になりそうな気がしました。五輪代表組はやはり疲れか、動きにキレが感じられませんでした。梶山…出てきた事すら気付かなかった…。
(東京っぽい)選手の退団、(あんまり東京っぽくない)選手の新加入、整わないコンディション…と今は難しい時期のようですね。チームとしてここで修正できるか、サポーターとしてはここで我慢できるか、今後数試合が大事になってきそうです。
…と、あんまりあちらの事ばかり書いていると、夏の味スタであっさり返り討ちに遭いそうなのでこの辺にしときましょう…(笑)「ファイヤーワークスナイト」ではないか?と言われている8月真っ只中の再戦を楽しみにしております。