2005-29大宮アルディージャ@日立台
「願いは叶う」と誰が決めた?
…と詠った歌手がいましたが。
土屋の復帰戦でのゴール。感動的なヒーローインタビューと残留へ向けた大きな勝ち点3を思ったサポーターの願いは、早野監督の選択した布陣と共に無惨に打ち砕かれました。
週の半ば頃、3トップの布陣を敷くという情報がメディアに流れていました。それを見た多くのサポーターが不安を募らせていたはずです。千葉戦での憂き目はそう遠くない記憶なのですから。「いやまさか、いくらなんでもまたあれはないよね?」と。
■【J1:第29節】柏 vs 大宮:早野宏史監督(柏)記者会見コメント [ J's GOAL ]
そのサポーター達の不安を一掃できる、そしてホームで勝ち点を獲る事が出来ると信じて、ご自分の目でこの一週間の練習を見て判断して臨んだ布陣でしょう。言い訳が多すぎやしませんか?
・攻撃的な選手を並べて起用したが、そのコンビが機能しなかった。
・(亮が)大事なスペースを空けっ放しにした。
・ボランチが1人で厳しかったが…。
・彼(薩川)はもともとサイドバックタイプの選手じゃない。
・(フランサについて)コンビがまだまだなのは分かっていたが、実力ある選手だし、期待していた。
今日のように各人が慣れない自分の持ち場に混乱しもがき苦しむ姿はもう見たくありません。ここまできて滑稽なだけの奇策や勝てる見込みのない博打、出来もしないマジックなんて不要なんです。
今日のこの惨状をしっかりと脳裏に焼き付けて、今一度しっかりとチームを見つめ直して欲しい。
1人のサポーターとして、今日の敗戦は非常に堪えます。冷たい雨と相まって体の芯から辛いです。思い出すのは去年のホーム東京V戦のような絶望感。あの時はそのまま為す術もなく3連敗を喫して最終的に最下位へ転落しました。また同じ轍を踏むのかと思うと、頭が重く痛くなってきます。
そうならないためにも重要な次節は2週間後。過去、中断期間の度に劣化していくチームの状況を考えるとこのインターバルにも不安を覚えてしまいますが…。監督を含めてチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてほしいと思います。