アジアカッププレビュー
中国でのアジアカップが開幕しました。日本は明日20日火曜日、日本時間の午後7時に初戦オマーン戦がキックオフされます。我らがレイソルの誇る快速レフティー、玉田圭司もレギュラーとして活躍が、そして久々の代表ゴールが期待されるところです。
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日本の入ったD組には、ワールドカップ予選でも同組のオマーン、東南アジアの盟主タイ、ランキング上では日本より上であるイランが入っています(対戦順)。
予選もギリギリで突破だったタイの力は劣ると考えられていますが、W杯予選での苦戦も印象に新しいオマーンと、ヨーロッパで活躍する選手もいるイランは一筋縄では行かなさそう。
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それらの難敵を迎え撃つディフェンディング・チャンピオンとして、王者らしい強く凛とした戦いを期待したい日本ですが、色々と不安な要素が尽きません。
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1.そもそもメンバー選考の時点で、FWが3人しかいないというのは…。ジーコは鈴木そして我らが玉田の2トップである程度の目途が立ったと考えているのでしょう。途中からでも十分に仕事の出来る本山をサブとしてベンチに置いておけば、万一劣勢の時にも対処できるとは思います。
が、どう考えてもこの夏場の短期決戦で3人だけというのは少なすぎ。本山だって本来は中盤で仕事をするプレイヤー。あくまでフォワードは、オプションの一つとしてこなせる、というレベルです。
怪我などしないだろう。と思っているのか何なのか…。そして鈴木がカードコレクターということを本当に配慮に入れているのか?彼のダイビング癖は、レベルの落ちる審判の多いアジアの大会では非常に危険。玉田がカードをもらうタイプではないだけに、2人揃って出場停止、ってことはないとは思いますが…。
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2.上記にも書きましたが、審判の質の悪さも心配です。五輪最終予選でも、ジャッジによって明らかにリズムを崩していました。観る側にとっても、綺麗なスルーパスでの飛び出しがオフサイドにされたり、上手いディフェンスがファールにされたりすると非常に興ざめなのですが…。
フル代表の選手はその辺りJでも近年ジャッジレベルの低下が著しいので上手く対処してくれると思いますが、肝心の監督がブチ切れしかねないという懸念はぬぐい切れません。
…と思ったけど、監督退席になったりしたら、むしろチーム力アップ?
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3.1次リーグを突破した場合、クォーターファイナルで当たるのはB組のチームとですが、このB組は韓国が属しているグループなのです。ここで韓国との対戦になるのは避けたい所。両国とも1位突破出来れば問題はないのですが、韓国初戦ドローという一報が飛び込んでしまいました。
まぁ両国2位通過、ってんでもいいんだけどさ…。
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…とまあ悲観論的に色々あげつらってみましたが、勿論本音では「アジアレベルで負けてもらうわけにはいかない」という所ですよ。3戦全勝、失点は0でよろしくお願いします。
まずは初戦のオマーン。W杯予選の苦戦の二の舞になりはしないか、という向きもありますが、大丈夫さ。だって…
あの時は玉田がいなかった
んですから(期待過剰)。
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4年前のレバノンでのアジアカップは、予選で4-1、8-1と圧勝し、その勢いのまま優勝。「日本ここにあり」ということを印象づけてくれました。あれくらいの爽快感を今回も味わいたいものですね。