日本代表−オマーン代表@アジアカップ1(玉田出場)

アジアカップ初戦、オマーン戦。

ジーコが監督になって以来、常々この代償をそのうち払う時がくるのではないか、と思っています。その瞬間までのカウントダウンが、このアジアカップを1試合こなすごとに刻まれていく。…やがて迎えるカウント・ゼロは、やはりワールドカップ予選アウェイのオマーン戦と言うことになるのでしょうか…。

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我らが玉田は全く見せ場なし。これまで各年代での代表もほとんど経験していない彼にとって、この中国のアウェイ的な環境、すなわち異常な暑さであったり(Jリーグでは40度近い会場で試合をしたりはしない…そんなスタジアムじゃ観戦する気もしない)、本気でサッカーを見に来ているんだか分からない観客であったり、妙なボールのバウンドと芝のえぐれ方をするピッチであったり、といったものがマイナスに作用したのでしょうか。

もちろん、長丁場の公式戦も初(更に言えばこの酷暑の中フォワードが3人しかいないという異常にたわけた状態)ですので、その辺りのコンディション調整も上手くいってないのかも知れません。ともかく、代表においてのこれまでの試合の中で、最低の出来と言って良かったですね。

まぁしかし、玉田個人の出来云々よりも、チームとしてもああまで 間 延 び している状態でまともなサッカーをせよ、という方が無理というものでしょうか。そもそも玉田も回りを活かしつつ自分も活きるプレイを得意としているだけに、今日のような個人技だけしか糸口がないような状態じゃどうしようもありません。

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監督が「してやったり」というコメントを吐いているのも情けない。

なんでこんなチームが勝ててしまうのだろう…。ちょっと体調が悪いから、と思って病院に行ったものの、藪医者に「ダイジョーブダイジョーブ」と言われて放置しておいたら気が付いた時には治癒不可能な末期癌。なんていうパターンに陥りそうで非常に怖いです。似たようなコメントをファーストステージのレイソルについても書きましたが。

気付いた時にはもう遅い。というか、まだ代表の試合を観る根気のあるサポーターの方々はもうとうの昔に気付いていると思うのですがね…。

ま、このアジアカップ、最後まできっちりと観させてもらいます。強豪国が軒並み勝ち点を落としている中で一応最善のポイントを取ったという事だけは評価に値します。