2004-1-07市原@市原臨海

 今日はアウェイ、市原臨海スタジアムにてジェフユナイテッド市原戦。

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 先発は、南・渡辺毅・永田・中澤・明神・ドゥドゥ・増田・波戸・リカルジーニョ・ゼホベルト・玉田。

 前半…半泣きになりながら試合を見ていました。酷い。酷すぎる。味方ゴール前でようやく奪ったボールを明神のミスパスゼ・ホベルトの軽いプレイから自陣で奪われ、佐藤勇人にあっさりと先制を許す最悪の展開。勝ち点を取る事ができるならスコアレスドローか。などと思っていたのが(ネガティブ)あっさりと粉砕され、その後も全くいいところ無く前半終了。追加点を取られなかったのは、ひとえにジェフのフィニッシュ精度の悪さのためだけ。守ろうとする気迫すら感じられないまま。そしてゴール裏から沸き上がるブーイング。

 後半…そのブーイングをどう受け止めたのか。お約束の谷澤投入で息を吹き返そうとするレイソル。ですが、その肝心の谷澤がボランチより低い位置にいては何の意味もありません。劣勢のまま。これでは5点くらい取られてもおかしくない…。…というところで、ゴール前で何とかクリア→リカルジーニョの足下へ→カウンター、という出会い頭の交通事故のような展開でチャンスを掴みはじめ、谷澤のパスからドゥドゥが惜しいミドルシュートを炸裂させたり、流れがレイソルへ傾いてきます。

 昼間に磐田が負けて、勝ち点差を埋めるチャンス!とジェフの選手が気負いすぎたのかどうかはわかりませんが、出足でもレイソルが優勢になってきてボールキープ率も上昇、ひたすら勝負を仕掛けていたゼ・ホベルトのドリブルが遂に実を結び、明神の同点ゴールとなりました。ゴール裏から見るとオウンゴールのようにも見えたんですが、ま、1点は1点。

 その後、お互いに雑なプレーからチャンスとピンチを繰り返す流れで、林のシュートがゴールネットを揺すったり(オフサイド)、キーパーが動けないミドルを明神が撃ったり(カーブかかって外れ)、と見せ場と心臓が凍りそうな場面を見せつつそのままドロー。

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 感想…負けなくて良かった。明神のゴールが決まった時は泣きそうでした(それまでは不甲斐なさのために半泣きでしたが)。しかし、ただ単に市原の動きの悪さに助けられただけの勝ち点1。得点シーンも、ゼ・ホベルトの個人技で決まったようなもので、まだ組織的な攻守ができていません。ただ、前後半ともヘロヘロだった神戸戦に比べると良くなってきている兆しはあります。ドゥドゥのコンディションが上がってきて、中盤で攻撃のリズムを作れて来ているのが大きいですかね。後、単純なハイボールならことごとく跳ね返せるようになったDF陣も安定感が感じられます。中澤も使える目途が立ってきましたね。

 次節は西野監督率いるガンバ戦。ここが正念場。頑張って欲しいです。

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 帰ってきてテレビ(bs-i)見ましたが、実況、解説共にジェフ寄りで不愉快でした。「共に代表選手を一人ずつ抱え…」って、永田忘れられてるし。

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 後主審。本当にプロ?と思われる判定が2回に1回はありましたね。ファール気味のチャージをされボール奪われる→取り返そうと足を出す→ぴーっ→しれっとイエロー。ってのは本当に止めて頂きたい。試合が後半荒れ気味になった原因は明白。猛省を促します。