2004-2-06ジュビロ磐田@ヤマハスタジアム
ジュビロがボールをキープし、レイソルがそれにひたすら耐える、といった感じの試合展開でした。レイソル側に疲れの見え始めた後半(特にグラウ投入後)には、それがさらに顕著になりましたが、敵方にミスが多くて助かりました。
後半終わり間際、玉田の爆発的なスピードを生かした突破から絶妙のスルーパス、それを受けたドフリーの羽地が放ったシュートは、打つ瞬間にアウトにかかったのがスローモーションのようにはっきりと見え、そしてやっぱりボールはゴールマウスから外れていきました…。
まぁ、羽地には次回決めていただくとして(頼むぞ!)、今後もやはり玉田に頼ってゴールを狙う形が一番現実的なんですかね…。今日も得点の匂いが一番したのは玉田の個人技でした。ゴール前でのパスやクロスが精度悪すぎなんですよね…。連動性がないというか、パスを出す方、もらう方がそれぞれ別々の動きを適当にやってはい終わり。という感じ。せめてもう少し共通認識が持てれば、ねぇ…。現実問題として、守備から固めていかなくちゃならない現状でしょうから、攻撃のバリュエーションが少なくなってしまうのは仕方ないのかもしれませんが。それに大野や羽地といった合流して間もない選手も多いのも要因でしょうか。
今日は大谷と明神がよく前線に顔を出していたのが攻撃に厚みを加えていて良かったとは思います。明神に関しては、もうほとんど復調したと言っていいかと思います。球際でも慌てずに相手をいなしながらボールキープして前を向く、というようなシーンが多かったように、プレーに余裕が出てきました。シュートも枠に飛んでいたし…。
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ゴール裏は今回も選手コールは無し。でもくだんのダンマクはありませんでした。そしてキックオフ直後の「柏!オレオレ!」からひたすら5分ほどエンドレス。磐田サポに聞いても「柏は人数少なかったけどみんな腹から声が出ていて迫力があった」との感想が聞けるほど、今日も気合いが入っていましたよ。
試合終了後には、ベンチにいた選手達も集まって(!)ゴール裏に挨拶。これで、柏の葉挨拶拒否事件(事件化している)に対して多少は歩み寄りができたんじゃないでしょうか…。ここ2試合無かった「♪たまだけいじ〜」も(無論他の応援歌も)次の試合では思いっきり歌える…かも知れません。
次は中2日で日立台のジェフ戦です。相手は本日2−0で大分を粉砕して上り調子の模様。波戸が出場停止でどうなるか。
今回はオフィシャルに声明も出た事ですし、磐田戦試合後の様子からしても、良い雰囲気で応援できそうな感じになってきていますので、柏の葉で殺伐とした気分になった方も是非スタジアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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その他の雑感。
個人的に、この2試合の“キックオフ直後エンドレスコール”はなかなか気合いが乗ってよいです(疲れるけど)。次節以降もやらないかな…。
あ、後半の「増田くるくるルーレット2連発」も良かったなぁ。藤田に跳び蹴りかましてたのも熱かった。そして後でビデオで確認しましたがPKとなったシーンの福西がかました大谷への跳び蹴りはまさに真骨頂といった感じでした。大谷は試合直後に頭を蹴られ、福西に腹も蹴られ、さらに後半腰まで痛めながらよく頑張りましたよ。
ヤマハスタジアムのアウェイ側は、ある種日立台より臨場感がありました(空いてて良い場所が取れたからかも…)。でも浜松駅から臨時バスで1時間もかかった。間に合わないかと思いました…。帰りは磐田駅までタクシー。急遽便乗することになったレイソルサポーターのお二人様は無事帰れましたでしょうか。
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【2トップ。玉田は今日も自信に満ち溢れたプレイでジュビロDF陣を何度も振り切る。羽地は決定的なシュートを外したシーンを含め今日はイマイチ。ヘディングでの競り合いは軒並み福西に跳ね返された。放り込み対象としてのポスト役はあまり向いてなさそう。それとサイドに開いてボールを受けてはたいた後、そのままサイドに残るんじゃなくて中央に行って勝負して欲しい。】
【近藤は出来ればセンターバックでプレイして欲しいが…。慣れないサイドバックを良くこなしているとは思う。】
【下平を先頭に、ベンチのメンバーも共にゴール裏へ挨拶。次節はわだかまり無く応援できることを期待。】