2004-2-02ヴィッセル神戸@日立台

戦 え ! 戦 え ! ! 戦 え ! ! !

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印象に残った選手の大ざっぱな評価。

それなり

田ノ上:基盤の腐っているこのチームの特徴として、久々に入ってくる選手がフレッシュな働きをしてくれる事がありますが、まさに今日の田ノ上がそんな感じ。チームのもう一つの特徴として何試合か試合をこなすと一緒に腐っていくというものもあるため、今後どうなるかが不安ですが…。

南:3失点は納得できないところでしょうが、幾度の神がかりセーブがなければ0−7になっていてもおかしくなかっただけに、それなりの存在感。フィードの不正確さは相変わらずでカウンターのチャンスをあっさり潰すシーンは減点。

近藤:慣れない左サイドバックをよくやっていると思います。クロスの質の向上を。

谷澤:雰囲気を変えることの出来るテクニックは健在。いつまで経っても上向かない体力も健在。

玉田:コンディション不良は明らか。代表監督が今のままである限り、この酷使は続くのでしょうか…。もはや死に体の状況での遠目からのロングシュートは、他の選手達への奮起を促すエースとしての自覚の現れとも思えました。チームは全くそれに呼応しませんでしたが。この一週間でどうにか本調子に近付けてください…。

うーん

ゼ・ホベルト:今日はキレもあったものの…持ちすぎ→取られ→失点、の起点になる所などは進歩なし。味方とのコンビネーションが全くあってないのも変わりなし。相手のマークは明白なのだから、引きつけて味方のためのスペースを作るとかそういう献身的な行動を…出来ていたら苦労しないんだろうなぁ。

どうにも

中澤:一生懸命さや気合いは認めるところですが、まだまだ周りが見えてない感じ。クリアがほとんど相手の元へ飛ぶのは、もしかして小峯を見習ってますか?フィードもほとんど相手ボールに。

永田:本日、一番パスの受け渡しが多かったのは永田−中澤のラインではないでしょうか。そこで相手にちょっとでも寄せられると焦ってか、中澤と一緒に相手GKへのロングパスを大量供給。

明神:バックパスはいつもの事だとしても、それにパスミスまで加わった日には、一体どうしていいのやら…。

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▲永田・中澤のディフェンス・コンビ。まだ若い事もあるだろうけれど、守備で手一杯か。言ってしまえば「守ってればいいんだろ?」というような意識さえ感じさせられる。お互いの横パスとゴールラインを割るフィードばかりでは、苦労して守ったボールをあっさりと相手に返しているようなもので、自分で自分の首を絞めている。DFは攻撃の第一歩。特に中澤は、周りに敵がいなくても慌てて跳ね返すだけのことが多い。もっと余裕を持って、視野を広く、ボールは味方へ。逆に永田はもっと危機感を持って下さい。


▲玉田(一番左)はベンチスタート。後半半ばからの出場、ロングシュートで場内を沸かせるも、それだけ。表情も曇りがちで、顔色も悪い。疲労の蓄積は思ったよりも深刻そう…。渡辺毅(左から2番目)は出番なし。まだ毅の頭に放り込んでいただけの方が良かったかも、と思わせるチームの惨状をどう見ているのでしょう。


▲スタメン抜擢の田ノ上。動き回ってあちこちに顔を出してボールに触れていたのは好印象。相手ゴール深いところで2人を立て続けに抜くという素晴らしい個人技も見せたが、「自分でゴール!」という意識は薄かったように思えた。レイソルの選手全般に言えることでもありますが。


フリーキックコーナーキックのキッカーも務める。が、残念ながらこちらも相手ゴールを脅かすに及ばず。途中、痛めた肩が心配。


▲試合前にバックスタンド前でアップをする謎の4人組(審判?)


▲大谷も出場機会なし。おーたにひでかず、らーらら♪…を披露する機会もなし。


▲失意の帰り道、ご老人に「珍しい花が咲いているから見ていきなさい」と言われて撮った一枚。“月下美人”だそうです。花は一晩でしぼんでしまうとか。いい匂いがしました。夏の夜に敗戦の切なさ倍増。