2004-1-01大分@日立台

 行ってきました、柏レイソル開幕戦、vs大分トリニータ

 観客は8063人。今日のJ1・J2合わせて2番目に少ない数なんですが、これだけ入れば日立台では十分。ゴール裏を中心に熱気も凄いです。

 去年のこのカードは、ホーム・アウェイともに0−0のスコアレスドロー。ただし今年のレイソルは去年より攻撃的な選手が揃っているし、出来ればじりじりと押し込みたい所…だったんですが、今日の試合も前半はお互いに攻め手のない展開で、シュートは1,2本。引いた相手に対するパスのリズムが悪い感じで、去年の悪夢が思い出されたりもしましたが…。

 後半、明神が先発の右サイドから本職のボランチへ戻り、ドリブルとテクニックに優れるワールドユースでも2点アシストした谷澤が投入されてから流れが変わりました(相手も一人退場しましたが)。右サイドでボールを受けた谷澤の、独特のリズムのあるドリブルと個人技で相手をかわしてからのクロスで2点。サイドの手薄さが不安材料と言われていますが、十分なオプションになり得ると思います。

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 ただ、失点のシーンはDF陣の集中力を欠いたクリアミスを拾われた後に、あっさりと振り切られたもの。同じようなシーンがロスタイムにもあった(凍り付くような瞬間でした)点は課題でしょうか。

 近藤が五輪予選に呼ばれた穴を埋めるべく出場した中澤が、前線にいいフィードを送ったりとなかなかの働きをしたのはよかったかな。

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 次節は来週の味の素スタジアムでのヴェルディ戦です。平山を超える、とも言われているという凄い中学生を一目見る事が出来るかも知れません。しかし怪我人も多いようだし、去年1−3で負けている借りをきっちりと返して欲しいモノです。