第2回サポーターズカンファレンス

 行ってきましたサポカン。会場は柏市民文化会館。高校の合唱祭以来の来訪ですよ。あの頃は高校からてくてくと歩き続けてとても遠かったような記憶がありますが、まさかレイソル関連のイベントでもう一度ここに来るとは思いもよりませんでした。

 1回目と同じように後日議事録がアップされると言う事でしたので、正式にはそれを見れば済むんですが、気になった点を個人的メモとしてまとめ(議事録を端から端まで全部読むのは大変だし)。


●「タフネス」プロモーションビデオの放映●
・今季の練習風景と共に、石崎監督、南、北嶋、中谷、根引、大谷、祐三が登場し、意気込みを語る動画の放映

 開始と同時に流されました。その中の北嶋の頬がやたらと痩けていたように見えたのは気のせいでしょうか…。

●今季方針の説明●
・「強く、愛されるクラブ」を目指すとの事

 屋内での開催となったため、プロジェクターとパワーポイントを用いての説明がありました。この中で、日本一プロジェクトが頓挫していた事が初めて明かされました。

●竹本GMによる今季の方向性●
・Reset
・Energetic
・Yellow Sprit
・Sincerity
・Organization
・Love Kashiwa

 この辺りの標語については、まぁ気持ちは分かりました。

チームスタッフについて●
・高コーチ:J2での経験を生かしてもらう
・古邊フィジカルコーチ:新潟で昇格を経験している
・徳弘アスレティックコーチ:「タフネス」を実戦するための体作りをサポートする、加茂ジャパン当時のトレーナー

 「今年はヴェルディが非常に派手な事をしているが、実を取っているのはうち」とのコメントがありました。

●選手について●
・4−4−2でのポジションに当てはめての説明
・石川は左のサイドバック
・右SBは蔵川や亮、鈴木将太
・近藤の復活予定は7,8月
・岡山は川崎福岡で昇格を経験している。
・左利きのディエゴ、平山、石館が左サイド
・永井、柳沢、谷澤が右
・山下は現在リハビリ中
フランサは20チームからのオファーを蹴って残留

 現状では4バック、3バックのどちらでいくかはは決めていないようです。切り替えながらやっていくとの事。4バックの場合は左右SBの層の薄さが若干気になりますが…。柳沢や長谷川は大切に育てていきたいとのコメントもあり。

【以下からパネルディスカッション・質疑応答】

●契約更改・補強について●
入れ替え戦などで補強は後れを取ってしまった
・石崎監督を選んだ後から開始、「石崎チルドレン」の加入
・脱退する選手が掴み切れていなかった、センターラインは残しておきたかった
・1月にそれを穴埋めする形で復帰・獲得を決めた
・若手に切り替えつつ戦っていきたい

●若手選手の流出について●
・出て行った若い選手についてはやはり本人の意志

 竹本GMが、知られざる交渉の詳細も丁寧に説明してくださいました。「若手はクラブの宝。今年はこんな事のないように。」という質問者の言葉に喝采。自分としても共感出来ました。

●クラブ・サポーター間の対話不足について●
・フロントも感じている→ファンサービス専門の部署を新設
・強化部も組織見直し
・ゲーム後にフロントがスタンドへ姿を見せる事も検討中

 現在の柏レイソルにおいて、相当おざなりにされているこの部分。新設の専門部所は3月1日付けで始動するそうです。その頃になっても何も表明やアクションがなかったらクレームを付けましょう!

日立台改修●
・今年から勉強会

 パッパラーさんも「今年からようやく勉強会ですか?」と言っていたように、まだまだ進捗状況は芳しくないようです。

●キャプテン●
・まだ決まっていないが、南、平山、北嶋、根引が候補
・雄太は「自分がやってもいい」と話している

 この4人の中ならば誰がなってもおかしくないと思いますが、個人的には雄太か根引にマークを巻いて欲しい気がします。

●外国籍選手●
フランサは2年契約の2年目
・当人の強い意志により残留
・去年の夏の補強の問題点はFWを2人取ってきてしまったというバランスの悪さ

 去年の補強が失敗だったというのはフロントも認識していたようです。今年はリカ・ディエゴ・フランサと前に偏っている部分はありますがバランスは取れており、失敗を教訓として活かしたと言えるでしょうか。

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 竹本GMが非常に丁寧かつ真摯に色々と説明してくださったのが印象的でした。サポーター側も、監督に対する不信感が渦巻いていた第1回目に比べると、建設的で冷静な意見が多かったような気がします。

 フロントの皆様につきましては、J2降格に至ってしまった反省と、今回出てきた我々の意見とを加味して、より良いチームにしていって欲しいと思います。よろしくお願いいたします。