サテライト結果

 一日遅くなりましたが、サテライトはFC東京に2−1で逆転勝ち。得点者は27番を付けてトップ下のような位置に入っていた福地君(ユース)と、2トップの一角として出場した李忠成

 下のエントリーに書いたとおり、全っ然人がいないようで、スタメンにユースっ子が4人、ベンチにも3人の状況でした。4バックを敷いたDFラインなんてストッパーに入った石川直樹以外は全員ユース。スタメン平均年齢19.91歳。途中出場した村田君は1989年生まれですってよ…(遠い目)。

 しかしながらユースはハツラツとしていて気持ちいい。個人的に特に好印象だったのが、左のサイドバックで入っていた13番の中野君。2本あったクロスが共にゴールラインを越えてしまったのはご愛敬と言うことで…。取られたボールに食らいつく守備といい、積極的に前にいた鈴木達也を追い抜いていった攻め上がりと言い、そのアグレッシブな姿勢を是非伸ばしていって欲しいですね。

 1ボランチっぽいポジションで先発した大谷も、この年下ばかりのメンバーで「俺がやらねば」という兄貴魂(なんだそれは)を発揮したのか、守備に攻撃にきっちり仕事してました。
 一人飛び抜けていた(年齢がね…)山下は、オフサイドラインを老獪に(というのも失礼か)抜けだし、忠成のゴールをアシスト。とはいえ、シュートはポストの1本を除き全て宇宙開発…。垣間見せる絶妙なトラップも、その後の球捌きで相手に渡していては意味がありません。トラップでもヘッドでもパスでもそうなんですが、1つ何かをした後の、次のプレーをするまでに余裕がない印象。復調にはまだまだなのかね。
 怪我から復帰の谷澤。相変わらず走らないわけですが、その部分に期待するのが間違いなのでしょうか?球離れの遅さも相手のデニーロと互角。前半のGKと1対1の場面もいたって冷静に枠を外してました。去年在籍した某助っ人を彷彿とさせる典型的な「良くない谷澤」でした。とはいえ、後半は多少シンプルにプレーするようになってチャンスメーク出来ていた印象。

 何にせよ、やっぱり負けるよりは勝つ方がいいよね…。

 担架で退場した石川は大丈夫なのか?